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応用編ワークセッション1

I. 生き方としてのトランスフォメーション

 ディスカバリーブレークスループログラム(DBP)の中で、可能性という概念が、単なる抽象的観念から、日々生きる現実へと変化する。人生の枠組みが変わる。


宇宙との接し方、宇宙の私たちへの接し方が変わる。

このプログラムで、あなたが

  • 望み、好み、恐れとは関係なく ? もの事をありのままに見る能力を発展する
  • 企業内の慣れている考え方を諦め、新しい在り方と行動につながる全く新しい視点とアプローチを生み出す
  • 企業の過去に制限されず、未来から未来を造る
  • 現実の日常生活の抽象的な考え方を可能性に変える

Ⅱ. どこまでも広がる「過去」の影響力

今日も、また明日も、その大部分が前にあったことの発展形か変種のように見える。私たちに可能だと見えること、つまり私たちが目指して頑張っていることもまた、本質的には、過去よりも多い、過去よりも良い、あるいは、過去とは違う、というバージョンである。

このセクションでは、過去を、本来それが属するところ、つまり過去に戻してやるテクノロジーを習得する。

過去に起きたことに基づくのではなく、何が可能であるかから生まれる自由で本物の表現として、自らの人生をデザインし始める。

過去によって干渉されることなく、これまでよりもはるかに大きな活力、健康感、楽しさを体験し、また、人生の中の人々に対する新たな繋がりや親密さを味わうことができる。

Ⅲ. 「変える」 対 「トランスフォメーション」

私たちは、物事がある特定の状態で「ある」ことを当たり前だとしている。

そしてそれを変えるために、状況を、周りの人々を、そして自分自身までをも変えようとする。

このセクションでは、「変える」ということと、トランスフォメーションとの違いを探る。変えるということは本質的に、既に存在していることとの比較である。

このような性質がゆえに「変える」は過去に基づくものになる。

変えるというのは本質的に、以前にあったことを「より多く」、「より良く」、または「違える」ということに帰結する。

それに対してトランスフォメーションは、出現させるとか発明するという行為だ。
創造されることであり、もともと膨大で無限なことだ。

ブレークスルーテクノロジーコースのまさにこの部分で、参加者に大きなシフト、トランスフォメーションが起きる。

この劇的変化が参加者に、既存の観点や限界の枠の外で物事を考えることを可能にする。

また、参加者が知っている自分自身、および現実を、参加者自身が再定義することを可能にする。

Ⅳ. パワーへのアクセスとしての言語

一般的に言語は、世界への架け橋であると考えられている。私たちが言語を習得する方法もまた、まず世界ありきであることを示唆している。

そのような世界と繋がり対処していくために、私たちは言語を習得している。そして、実際は、言語が世界を存在させているのだ、と考えてみることはまずない。

このセクションでは、可能性の性質そのものを変えてしまうような新しい言語観を探る。言葉が、一つの創造的な行為として見えてくるだろう。

聞くこと、話すことという、どこででも見かけるこの行動が、新しい次元と予想を超えたパワーを獲得し、創造のための道具となる。

Ⅴ. 選択の本質

物事を選択する力は人間固有のものだ。

人間なら誰しも、人生をどのように形づくっていくかに強い興味を抱いている。

だからこそ正しい選択をして、自らにとって大切なことを追求していきたいのだ。選択についての一般的な見方の一つは、既存のオプションにただ反応すること、または既存のオプションの中から選ぶことだ、という見方だ。コースでは、これとは別の見方を取り上げてみる。

 

このセクションでは、根本的に人間らしい創造能力としての「選択」を探求していく。

選択をこのように理解し、知るようになると、それまでは単に「物事はそのようである」として、つまり、必然で、変化しないものの一部として見えていたことに、新しい光があたる。

参加者は、自分が選択できること、自分が決定権を握っていることに気づく。

自分はどういう人間であるのか、この先どういう人間になるのかは、いかなる状況においても、自分の人生の著者として自らが選択していることなのだ、と気づく。